前回ブログに載せていました、上棟式にまつわるお話をしたいと思います。
大分昔になりますが、初めて就職をしたころは住宅建設が多くて
上棟式に参加した事が多かった様に思います。
現在は住宅新築であっても、上棟式をやられる方は少なくなっていますが、
その当時の新築現場では、必ずと言っていいほど上棟式がありました。
上棟式の日は朝から大工さんの手伝いに行き、夕方の3時こ゛ろになると、
上棟式の準備を始めるのですが、五色の旗やお供え物、飾り物をセットしていました。
その中の飾り物の中に、お面や女性の方が使う櫛、鏡 などに気が付き
大工の棟梁に聞きましたが、いくつかの話の中で、真実に近い話がありました。
釈迦堂を建てていた大工の棟梁が、主要な柱の一本を、寸を測りそこねて
短く切ってしまったそうです、落ち込む棟梁にいっそ他の柱も同じ寸法にと、
アドバイスしたのが、妻のお亀さんだったそうです。
でも屋根が低くなると言った棟梁に、柱の先端に桝組を乗せ、面で支える方法を
提案し、見事釈迦堂は完成したが、その直前にお亀さんは自害してしまう。
妻の助言で救われたとあっては、棟梁の名がすたる、それなら自分が隠れる方を
選んだそうです。その後棟梁はそのことを隠しきれず、その事実を告げ、お亀さんの
美談が後世に伝えられ、現在上棟式におかめの面や、櫛、鏡が飾られる様に
なったそうです。
今ではそんな事あり得ないと思いますが、これを聞いた時とても感動しました。
次回は家相について書きたいと思っています。